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ソフトフォーカスの花

​散文

  いまの自分ってさ、

     過去でできてんだよ。

乾燥した野花のクローズアップ

大切な人に教えてもらった曲。『差し色』。

ファッションだけでなく、写真でも差し色を使うことがある。

きっと香水を使うことも差し色の一つだと思う。

差し色とは、主役ではないけれど、その主役の一部として

存在することができるとても大切な表現方法。

だから僕は、どんなときでも大切な人の差し色で在りたい。



散歩していたら見つけた花。三又の花だと教えてもらった。顔を近づけると香る甘酸っぱい匂い。沈丁花の香りを少し優しくしたような、そんな香り。儚げで自分を全然主張していない立ち姿。そんな姿を見ていたら、身近の頑張っている人が思い浮かんだ。目立たない様に生きている人。でも素敵な人。

僕は何事も褒められるためにやってるわけじゃない。

自分が信じた途を信じてるからやってるだけ。

その人のことが好きだから手を差し伸べたいし、一緒にいたいだけ。

自分がやりたいからやってるだけ。だから凄くも何とも無い。


でもね、

自分が突き進んでいく道の途中に立っている人を邪魔していないかな?

自分が好きだなと思う人に差し伸べた手は汚れていないかな?

なんて、いつも考えている。なんか葛藤している。いつも自分と戦っている。

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